ようこそ、奈良追分へ
梅の花がほのかに香る、心やすらぐ場所――。春にはふんわりと咲く梅の花が、訪れる人の心をやさしく包みます。このサイトでは、梅林の様子や季節の情報をお届けしていきます。

1年の間には、冬は観梅会があり、春は菜の花、大和橘の花が見頃で、続いて大和橘の茶摘み。初夏は梅狩り、夏は自然を感じて、秋はナタネを絞り、年末ごろには大和橘の実を収穫します。

奈良追分コミュニティでは、様々なメンバーが共生・共創で活動しています。

農事組合法人追分梅園組合
奈良の西北、矢田丘陵北端の10ヘクタール余の大地には、梅、大和橘、菜の花、ハーブなど四季を彩る植物が育ち、奈良盆地と青垣の山並みを一望する「天空の眺望」は、奈良市の「奈良らしい眺望・景観」40選に選ばれています。澄んだ空気と風、緑と香りに包まれた豊かな自然が広がります。昭和40年代に造成された追分梅林は、平成初期に約2000本の梅が枯れ休園しましたが、土地改良や若木の植樹など地域の力で復活。観梅会や梅狩りを楽しめる梅園として再生しました。隣接する追分パークでは、キャンプ、バーベキュー、ライブ、イベントなどが行われ、菜の花や大和橘、ハーブ、子ども農園とともに地域の憩いの場となっています。追分はまた、奈良時代の「暗峠越奈良街道」や江戸時代の追分本陣屋敷が残る歴史の地でもあります。行基菩薩ゆかりの隆福院跡も古瓦の出土で確認され、令和8年3月に記念碑が建立されました。富雄丸山古墳や霊山寺も近く、矢田自然公園から矢田寺、松尾寺、大和民俗博物館を経て法隆寺へ続く自然歩道は、歴史と自然を満喫できる魅力的な散策路です。

(一社)若年性認知症サポートセンターきずなや
若年認知症は64歳以下で発症する認知症で、わが国には約3万7千人いるとされています。きずなや代表の若野達也氏は、「支援する人」と「支援される人」に分かれるのではなく、誰もが安心して「ここにいていい」と思える地域を目指しています。立ち止まりたい日、誰にも会いたくない日、何もできない日があっても、そのまま受け止めてもらえる居場所がある。人と出会い、共に過ごす中で、「また来よう」「これならやってみよう」という気持ちが育ち、自然に人とのつながりや役割が生まれていく。そこに地域福祉の土台があると考えています。その実践の一つが「大和橘プロジェクト」です。若年認知症の方、ひきこもりの若者、市民、企業、大学、行政が世代や立場を越えて学び、働き、商品をつくることで、互いを知り、認め合う関係を育みます。奈良市社会福祉協議会ときずなやは、この理念を共有し、制度だけでは届かない人にも「ここならいてもいい」と思える地域を広げるため、新たな一歩を踏み出します。

G&L共生研究所(所長 大石 正)
<グローバルな視野とローカルな視点で、自然・文化・生活のよりよい明日を拓くために研究し、地域と連携しつつ、提言し活動する。>を社是とし、他の多くの団体やプロジェクトと協力し、国際的・地域的活動を実践している。現在、関西学研都市のけいはんな文化学術協会内に事務所を置き、同協会と協力しながら活動している。所長の大石正(奈良女子大名誉教授、博士)は、光生物研究の傍ら、奈良県県民環境フォーラムにおいて、内外の広汎な環境問題に取り組んでいる。わが国最古の原種で絶滅危惧種であった大和橘復興の推進活動、2016年には「全国菜の花サミットin やまと」を主催、菜の花を栽培して、環境・エネルギー・資源の循環を訴えて、環境保護と地域づくりに努力している。。 2024年日本光生物学協会功績賞受賞し、京都大学で受賞講演「を行った。池原健二(奈良女子大名誉教授・博士)は、原始地球からどのようにして、現在の地球上の人類や多様な生物が生まれたか、という生命の起源について、[GADV]-タンパク質ワールド仮説(GADV 仮説)を発表、2025年9月に、国際シンポジウム「Origin of Life」 を主催し、世界最高の研究者を招き、200人余の国内外の参加者を交えて議論を交わし、成果をあげた。

大和橘・菜の花プロジェクト
大和橘は。わが国原種の柑橘で、その高貴な香りは万葉集にも多数詠まれ、その実は不老長寿の薬と伝えられてきました。現代科学での機能分析でも、抗酸化作用など数々の薬効が認められています。しかし近年、準絶滅危惧種に指定され、追分での植樹、復活活動によって、スイーツや橘茶として商品化され始めています。一方、菜の花は奈良時代に中国から伝わり、搾油して灯火に使用されていました。江戸時代には庶民の間にも行灯油として需要が高まり、田んぼの裏作として、一面の菜の花畑が現出しました。有名な「菜の花や 月は東に 日は西に」の蕪村の句がその光景を物語っています。明治期には石油が入ってきて、菜の花油の利用が廃れましたが、食用に供する品種ができ、食用油や菜の花が春の食卓を飾るようになりました。現代、菜の花はその種を搾油して食用油に、絞り滓は肥料として畑へ、使用済みの油は精製してディーゼル車に、と循環型社会のモデルとして、県内のグループと連携して、活動しています。追分では4月に菜の花まつり、12月には橘の収穫祭をも催しています。
奈良追分までのアクセス
奈良追分へのアクセスは、奈良市西部の富雄川沿いから入る以外にも、近畿大学から入るルートや、矢田丘陵遊歩道からのルートなど、いくつかのルートがあり、ちょっとしたピクニックが楽しめます。近くには「道の駅クロスウェイなかまち」「富雄丸山古墳」「暗街道(くらがりかいどう)」があり、敷地内では指定文化財「追分本陣村井家住宅」や「Oiwake Park」というキャンプ場もありますので、ご存じの方もいらっしゃるかもしれません。
駐車場:あり。道の駅もご利用いただけます。
奈良追分コミュニティでは、どなたでも自由に来ていただき、くつろいでいただけます。近隣の皆様にも、遠くからの方にも愛される場所を目指しています。是非足をお運びください。



